重さの単位にトンの上はある?種類(日本の貫やアメリカのオンス等)解説!

重さの単位と言えば、グラム(g) → キログラム(kg) → トン(t)という順に段々大きくなりますよね。

さらに上の単位となるとキロトン(kt)やメガトン(Mt)なんかが正式に許された表記となっています。

またこれらSI単位系以外にも勿論、日本の貫やアメリカで使われているオンスなど、重さを表す単位は存在します。

今回は重さを表す単位の種類とそれらの定義についてご紹介します。

重さ(質量)の単位一覧

早速、重さ(質量)を表す単位の一覧とそれらの換算表をご紹介します。

表の見方
上の表は1列目の「単位名」の欄を基準にして横へ見ていき、換算したい単位が書かれた列と重なる列を見ます。

例えば1貫が何グラムなのかを調べたい場合は、「1貫」と書かれた行を右に見ていき、「グラム」と書かれた列と重なるセル、即ち「3750」がその答えになります。

1貫 = 3750g と、こう読めばOKです。

※この換算表は度量衡換算表の内の1つ「重さ」に関する単位の一覧です。度量衡換算表にはこれらの他にも、長さや面積・体積に関する単位の一覧もありますので、気になる方は下の記事を参考にしてみてください。

参考記事:度量衡の換算早見表~無料pdf版~面積や尺度、重量など単位別まとめ
度量衡の換算早見表~無料pdf版~面積や尺度、重量など単位別まとめ

トン(t)より大きい量の表し方

冒頭でも書きましたが、トンはキログラムの次の単位で1トン(t) = 1000キログラム(kg)です。では1000トンや10000トンともなると、何かまた別の単位が存在するのでしょうか?

答えはNoで、トンの前に接頭辞を付ける形で、さらに大きい量を表します。

参考記事:SI接頭辞(SI接頭語)とは?一覧まとめと変換方法、覚え方を紹介!
SI接頭辞(SI接頭語)とは?一覧まとめと変換方法、覚え方を紹介!

つまり1000トン = 1キロトン(kt)ですし、1000000トン = 1メガトン(Mt)となる訳です。

余談ですが、ポケモンをはじめとしたゲームやアニメで「メガトンパンチ!」なんて技聞いたことありませんか?あれは多分、1トンの100万倍の威力があるパンチなんだ!って意味なんだと思います。

MEMO
トンを使わずに「グラム(g)」を使って大きな重さを表現することもできます。

例:1t = 1000000g = 1Mg(メガグラム)
  1kt = 1000Mg = 1Gg(ギガグラム)

…まぁあまり使わない単位だと思いますが。

まとめ

重さの単位一覧:貫、斤、グラム、トン、オンス、ポンド

※同じ「トン」でもイギリスとアメリカは定義が少し異なる

トンの上の単位は特別な読み方・単位記号のものがある訳ではない。「トン(t)」の前に「キロ(k)」や「メガ(M)」といった接頭辞を付ければOK。